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診療内容について

代表的なこころの病、うつ病、パニック障害、不安障害といった疾患や精神的ストレスに伴う動悸・呼吸苦・頭痛・めまい・吐き気・震え・発汗などの身体症状について解説します。

診療内容一覧

気分障害(うつ病、躁病、双極性障害)

気分障害とは、慢性的な気分の変化が生じる疾患のことです。うつ病や双極性障害などが含まれます。うつ病では、悲しみや無気力などの強い憂鬱な気分が継続的に出現します。双極性障害では、うつ病と逆に、興奮や多動などの極端な高揚感と、深い憂鬱が交互に現れます。
気分障害は、一度発症すると、再発する可能性が高く、長期にわたって慢性的な経過をたどることがあります。治療方法には、薬物療法、心理療法、光療法などがあります。気分障害に悩む場合は、専門医に相談することが望ましいです。

強迫性障害

強迫性障害(OCD:Obsessive Compulsive Disorder)とは、強い不安感を伴う強迫観念と、それに対する強制行為が特徴的な神経疾患のことを指します。強迫観念とは、無理やり自分に思い込まされる考えやイメージであり、これらの思考から自由になれない状態を指します。強制行為とは、強迫観念から逃れるために行われる行動で、しばしばルーティーン的で反復的なものとなります。
例えば、手を洗わなければならないという強迫観念がある場合、何度も手を洗ってしまうという強制行為が現れます。このように、強迫観念と強制行為は、時間やエネルギーを消耗し、日常生活に支障をきたすことがあります。
強迫性障害の治療には、薬物療法や認知行動療法、精神療法などがあります。治療方法は個人に合わせてカスタマイズされ、長期にわたる治療が必要な場合もあります。

パニック障害

パニック障害とは、突然発生する強い不安や恐怖が繰り返し現れる疾患です。パニック発作と呼ばれる、短時間でピークに達する不安や恐怖の症状が現れます。パニック発作の症状には、以下のようなものがあります。

  • ・呼吸困難や息切れ
  • ・心拍数の上昇や不規則な動悸
  • ・汗をかく、ふるえる
  • ・吐き気や胃の痛み
  • ・ふわふわした感覚やめまい、めまい感

パニック障害によって、不安感が増大することで、社交恐怖症や広場恐怖症などの他の不安障害が発生することがあります。治療には、薬物療法や心理療法などがあります。また、ストレスを減らしたり、運動や瞑想などのリラクゼーション法を取り入れることも役立ちます。専門医に相談することで、適切な治療法を見つけることができます。

不安障害

不安障害の種類としては、一般的不安障害、社交不安障害、強迫性障害、パニック障害などがあります。
これらの疾患には、それぞれ特有の症状がありますが、一般的には、過剰な不安や恐怖が日常生活に支障をきたし、心身に様々な症状が現れます。
不安障害の治療には、薬物療法や心理療法、認知行動療法、リラクゼーション法などがあります。薬物療法では、抗不安薬や抗うつ薬が用いられます。心理療法や認知行動療法では、不安を感じる状況に対する適切な対処法を学び、自己効力感を高めることが目的です。また、リラクゼーション法は、身体的なリラックス効果をもたらし、自律神経のバランスを整えることが期待されます。

不眠症

不眠症とは、入眠困難、途中覚醒、早期覚醒などの症状が継続しておこり、睡眠の質や量が十分でない状態が長期間続く睡眠障害のことです。不眠症の原因としては、以下のようなものがあります。
ストレスや心理的な要因、身体的な疾患(疼痛、呼吸器疾患など)、医薬品の副作用、環境的な要因(騒音、温度、湿度など)
不眠症には、以下のような種類があります。

  • ・入眠障害:入眠が困難である
  • ・中途覚醒:途中で目が覚め、再び眠ることができない
  • ・早朝覚醒:朝早く目が覚め、その後眠りにつけない
  • ・熟眠障害:眠りが浅く、良く眠れた気がしない

治療法には、薬物療法や認知行動療法、睡眠環境の改善などがあります。また、生活習慣の改善(規則的な生活、適度な運動、アルコールの控えめな摂取など)も重要です。不眠症に悩む場合は、専門医に相談することが望ましいです。

適応障害

適応障害とは、ストレスや環境の変化などに対して、適切な対処ができずに身体的・精神的な症状が現れる状態を指します。つまり、環境の変化に適応するために必要なストレス反応が過剰または不適切になり、日常生活に支障をきたすという状態です。
適応障害の症状は、個人差がありますが、以下のようなものがあります。

  • ・疲れやすく、集中力が低下する。
  • ・睡眠障害や食欲不振、消化不良などが現れる。
  • ・不安感やイライラ感が強まり、感情のコントロールが難しくなる。
  • ・避ける傾向が強まり、社会生活に支障をきたす。
  • ・身体症状が現れる場合があり、頭痛やめまい、動悸などがある。

適応障害の治療には、ストレスの原因を特定し、ストレス反応を緩和することが重要です。ストレスの原因を排除することができない場合には、ストレスに対する適切な対処方法を学び、ストレス耐性を高めることが必要です。具体的には、カウンセリングや心理療法、ストレスマネジメント、リラクゼーション法、運動療法、薬物療法などが用いられます。
適応障害は、ストレスや環境の変化に適応するための自然な反応であり、一時的なものである場合が多いです。しかし、症状が長期化したり、日常生活に支障をきたす場合には、適切な治療が必要です。専門医に相談し、早期に治療を受けることが重要です。

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