鼻の角栓が取れない！どうすればいい？

ケアしているはずなのに角栓が取れない時、どうすればいいかわからなくなるかと思います。まずは、なぜ鼻の角栓が落とせないのかを知りましょう。ここでは鼻の角栓の状態について、角栓を放置しておくとどうなるのかを解説します。

鼻の角栓が取れないのはなぜ？

鼻の毛穴には皮脂や空気中の汚れなどが蓄積しています。それらの汚れは毎日洗顔で落とし切ることが大切なのですが、落とし切れないとどんどん溜まり、ひとつの塊になります。汚れなどが塊になったものが、角栓です。

角栓は塊なので、ただの汚れに比べると落とすことが難しいと言えます。しかし、落とせずにそのままにしているとさらに汚れなどが加わり、より大きく目立つ塊になってしまうのです。

角栓が大きくなると毛穴から飛び出し、角栓が空気に触れます。そうすると触れている部分が酸化し、黒くなってしまいます。黒ずみ毛穴の原因にもなりますし、菌が繁殖してニキビになってしまう可能性も。肌トラブルにつながる前に洗い落とさなければなりません。

角栓除去におすすめのケア方法は？ドラッグストアで買える？

角栓を除去したいけれど、どうやってケアすればいいかわからないとお悩みの方も多いでしょう。ここでは、角栓除去におすすめの方法をご紹介します。ドラッグストアで購入できる市販アイテムを使ったケア方法についてもお教えします。

角栓除去におすすめのコスメはある？

角栓を落とすには、クレンジングや洗顔の種類を選ばなければなりません。クレンジングはオイルタイプがおすすめです。オイルタイプは洗浄力が強いですし、オイルは皮脂を溶かす働きを持ちます。頑固な角栓を溶かし、落としやすい状態にできるでしょう。

洗顔は毛穴汚れを落とすことに特化したものが最適です。スクラブ配合の洗顔料は、毛穴にスクラブが入り込んで汚れをかきだしてくれます。角栓だけでなく、毛穴に溜まっている皮脂や汚れも洗い落とせるため、毛穴の中をきれいにお掃除できます。

週に1～2回のスペシャルケアとして、泥パックを使うこともおすすめです。泥には毛穴汚れや角栓などを吸着する力があるため、泥パックを使うことで毛穴汚れを一掃できます。泥パックもドラッグストアやコスメストアで購入できますので、ぜひ試してみてください。

角栓を吸着する手軽なアイテムとして毛穴パックがありますが、毛穴パックはシートをはがす際に肌と毛穴にダメージを与えてしまいます。無理やり角栓を引き抜いてしまうため、毛穴開きなどのトラブルにつながる可能性も。

手軽で使いやすく、すぐに角栓を除去できるアイテムではあるのですが、できるだけ使用を控えましょう。洗顔やクレンジング、泥パックで無理なく落とすことがおすすめです。

洗顔後に角栓が飛び出る！取ってもいい？

洗顔後に角栓が飛び出ているのを発見したら、すぐに取りたくなるかと思います。飛び出ているものは取ってもいいのですが、取るときには注意が必要です。

ピンセットを使うときは、肌と毛穴にピンセットの先端が当たらないようにしましょう。肌はデリケートなため、ピンセットが当たることで傷をつけてしまう恐れがあります。ピンセットに付着している菌が毛穴に入る可能性もあるので、注意が必要です。

ピンセットできれいに角栓が取れると、角栓があった毛穴は大きな穴が開いている状態になります。そのままだと汚れなどが入ってしまいますので、収れん化粧水で引き締め、汚れなどが入ることを防ぎましょう。

また、タオルでゴシゴシ擦って取ることも控えてください。タオルによる摩擦が毛穴に加わり、毛穴に傷がついてしまいます。肌と毛穴にダメージを与えると、腫れや赤みといった肌トラブルにつながる恐れがあるので注意しましょう。

大きな角栓を取りたいときはどうすればいい？

目ですぐに確認できるほどの大きな角栓を見つけたら、ピンセットで取らずにクレンジングや洗顔をしてみましょう。先ほどご紹介したオイルクレンジングや、スクラブ入りの洗顔料を使えば無理なく洗い落とせるかもしれません。

気になるからと言って押し出して無理に取ってしまうと、開き毛穴の原因になってしまいます。毛穴が開くと汚れや菌が入りやすくなるため、これまで以上に角栓ができやすくなります。菌が繁殖するとニキビもできるので、ニキビケアにも悩まなければなりません。

開き毛穴になるとケアがさらに大変になりますので、無理に取ろうとせず、優しく洗い落とすことを心がけてください。健康で美しい肌を保つには、無理のないケアを行うことも大切です。

やってしまった！鼻の角栓を押し出した後のケア

鼻の角栓が目に入ると、どうしても気になって爪で押し出してしまうこともあるでしょう。爪で押し出すと、毛穴と肌にダメージが加わります。前述したように、開き毛穴やニキビなどにつながる恐れがあるため、爪で押し出すことは控えましょう。

爪で押し出してしまった場合は、すぐにケアをすることが大切です。うるおい成分配合の化粧水で肌を保湿したり、開いてしまった毛穴を引き締める収れん化粧水でケアしましょう。赤くなっているときは保冷剤で冷やすこともおすすめです。

爪にはさまざまな雑菌が入り込みやすいため、毛穴部分に菌が付着する可能性もあります。菌が付着するとニキビができやすくなりますので、万が一ニキビができた時は早めのニキビケアを行って悪化しないよう気を付けましょう。

鼻の角栓には綿棒がいい？角栓取りおすすめ方法の真実！

角栓のケア方法にはさまざまなものがありますが、結局どの方法なら角栓をきれいに落とせるかがわからないかと思います。ここでは、角栓ケアに良いと言われている方法別に、正しい方法と間違えケアかどうかをご紹介します。

鼻の角栓に綿棒をどう使う？

鼻の角栓を取る際に、綿棒を活用できると聞いたことがある方も多いでしょう。綿棒とオイルにて頑固な角栓を取り出す方法がありますので、手順をご紹介します。

1. 綿棒にオイルを染み込ませる
2. 毛穴部分に綿棒を転がすようにクルクルと回す
3. オイルを完全に洗い落とす

手順はこれだけなので、誰でも手軽に行えます。使用するオイルはスキンケア用のオイルであれば何でも構いません。食用のオイルは不純物が混じっている恐れがあるため、肌に負担を与える可能性があります。必ずスキンケア用のオイルを使用しましょう。

角栓が多い、または頑固だと実感している方は、ケアに蒸しタオルをプラスしてください。蒸しタオルで顔を温めることで、毛穴が開きます。毛穴が開くとより角栓を取りやすくなるため、これまで落とせなかった角栓も落としやすくなるでしょう。

鼻の角栓、ピンセットで取れる？

鼻の角栓はピンセットで取ることもできます。ただし、前述したように肌や毛穴にピンセットの先端を付けないことが重要です。飛び出している部分をつまみ、優しく抜き取りましょう。

毛穴や肌にピンセットを付けてしまいそうな方は、先端が丸くなっているピンセットを使ってください。尖っているものに比べて刺激がマイルドになるため、ダメージを和らげられるでしょう。

角栓を取ると毛穴の中はきれいになりますが、開いた状態のままになります。そのままにしておくと開き毛穴になりますので、収れん化粧水で引き締めることが大切です。まずは保湿化粧水でうるおいを与え、その後収れん化粧水で毛穴を引き締めましょう。

鼻の角栓にワセリンがいい？使い方は？

鼻の角栓にワセリンを塗る方法がいいと聞いたことがある人もいるでしょう。ワセリンとは、石油から生成されている保湿剤のことです。唇や肌の乾燥ケア、傷口の保護剤としてもよく使われています。

ワセリンは皮脂と同化する働きを持つため、毛穴部分に塗ることで角栓や皮脂と同化します。ワセリン・角栓・皮脂が同じものになることで洗い落としやすくなりますので、ワセリンをしっかり馴染ませたら洗顔料などで完全に洗い落としましょう。

頑固な角栓を落としたいときは、ワセリンをしっかり馴染ませることが大切です。綿棒にワセリンを付け、角栓がある部分にぴったりと馴染ませましょう。すぐに落とさず、5分ほど置いておくとより馴染むため効果的です。

ワセリンはドラッグストアやコンビニで購入可能です。すぐに入手できるため、気になったらワセリンを使ってケアしてみるといいでしょう。

角栓取りにおすすめのツールは？

ワセリンやオイルで角栓ケアもできますが、ツールを使って角栓を取り除く方法もあります。ツールに角栓スティック・コメドプッシャー・角栓吸引機などの美容家電などさまざまです。

角栓スティックやコメドプッシャーはドラッグストアなどで購入可能です。角栓がある部分にプッシャーをあて、優しく押し込むことで角栓が飛び出してきます。強く押し込むと肌に負担がかかりますので、強く押し込まないと出てこない角栓は無理に取らないようにしましょう。

角栓吸引機は、肌に吸引部分をあてることで角栓や皮脂、汚れを吸い取ってくれる美容家電です。毛穴を開いておくことでより取りやすい状態になりますので、お風呂に入った時に使うと効果的です。

鼻の黒ずみがどうしても取れない！そもそもなぜできるの？

鼻の黒ずみに悩んでいるけれど、そもそもなぜ黒ずみができるの？と思った方も多いでしょう。鼻の黒ずみができる原因にはさまざまなことがあります。原因に注意すれば黒ずみを予防できるため、黒ずみに悩まないためにも原因を知っておきましょう。

ここでは角栓や黒ずみができてしまう原因と、角栓を予防するために実践しておきたいことについてご紹介します。

鼻も顔も角栓だらけ！なぜできるのかをおさらい

角栓ができる原因は、毛穴汚れを溜めていることです。毛穴の中の皮脂や汚れは洗顔などで落とす必要がありますが、落とせずにそのまま蓄積すると大きな角栓になっていきます。

毛穴が開き気味だとより汚れなどが溜まりやすいため、開き毛穴も角栓ができる原因のひとつです。大切なのは毎日クレンジングや洗顔で汚れや皮脂を落とすことですが、毛穴開きをケアすることで角栓をできにくくすることが可能です。

毛穴が開いていると感じている方は、毛穴開きのケアも行ってください。毎日のクレンジングや洗顔も重要なため、洗浄力の強いオイルクレンジングを使ったり、スクラブ配合の洗顔料を使うこともおすすめです。

それでも角栓ができてしまったときは、クレンジングや洗顔で無理に落とさず、綿棒やワセリンで無理なく落としましょう。手軽に角栓が取れる方法として毛穴パックもありますが、毛穴パックは肌にダメージを与えるため、使用はおすすめできません。

大きな角栓とさようなら！角栓を作らないために

角栓は皮脂や汚れの洗い残しが大きな原因ですが、生活習慣によってもできやすくなります。不規則な生活をしていると体が不健康になりますが、それと同時に肌も不健康な状態になります。

肌が不健康になると必要な栄養が行き渡りにくくなり、ターンオーバーが乱れてしまいます。ターンオーバーが乱れると古い角質が蓄積し、肌が硬くなって角栓も取りにくくなります。

また、不健康な生活はホルモンバランスの乱れにもつながり、皮脂の過剰分泌の原因になります。皮脂が多く出ていると、洗顔でしっかり落とし切っても大量に皮脂が出てくるため、角栓ができやすい状態になるのです。

夜はしっかりと眠り、栄養バランスの整った食事を心がけましょう。健康的な肌を保つにはビタミンが必須なので、ビタミンを多く含んだ食材を使うことがおすすめです。適度な運動も必要なため、可能な範囲で体を動かすといいでしょう。

まとめ

小鼻の角栓は毎日のクレンジングや洗顔にて落とすことが大切ですが、頑固な角栓は落ちにくく、そのまま蓄積してしまいます。蓄積すると黒ずみ毛穴や開き毛穴、ニキビなどの肌トラブルにつながりますので、放置しておいていいことはありません。

使用するクレンジングや洗顔料を変え、角栓や汚れを毎日しっかり落としましょう。時にはスペシャルケアとして、綿棒＋オイルでのケアや、ワセリンを使ったケアをして角栓ができにくい状態を維持することも大切です。

角栓をできにくくすれば、毛穴トラブルを防げるため肌の悩みもなくなります。ここで実践したケア方法を試し、角栓悩みのない美しい肌を手に入れてください。

HADA LOUNGEで施術を受けられる美容医療を紹介！

角栓の悩みをすぐに改善したいなら、美容施術を受けることもおすすめです。定額制でさまざまな美容施術を受けられるHADA LOUNGEでは、角栓悩みに対応する2つの施術を用意しています。

それぞれの施術の特徴をご紹介しますので、美容施術が気になっている方はぜひ参考にしてください。

ハイドラジェントル

ハイドラジェントルは、水と超音波で肌の汚れを吸い上げる美容施術です。機器に付属するチップを肌にあてることでトルネード水流を発生させ、肌表面と毛穴の汚れをしっかりと吸い上げます。頑固な角栓もしっかり洗い落とせるため、ツルリとした肌を実感できます。

施術には3種類の薬剤を用いますが、水によって汚れを吸い上げるため肌負担が少ないことがポイントです。施術で肌の血行を良くして、むくみを改善することもできます。肌全体に栄養が行き渡りやすくなるため、健康的な肌も手に入れられるでしょう。

肌と毛穴汚れをきれいにできるというメリットだけでなく、美容液導入によってもっちりとした肌にするというメリットも持ちます。汚れと一緒に古い角質も落としますので、透明感のあるキメ細やかな肌になるでしょう。

マッサージピール

マッサージピールは、ピーリング剤を肌に馴染ませるようマッサージを行う施術です。特殊な薬剤を肌に塗布し、肌をマッサージしていきます。マッサージによって真皮深層に働きかけ、コラーゲンの生産を促す効果が期待できます。

ハイドラジェントルと組み合わせることで、肌の汚れや古い角質、毛穴の汚れをきれいに落とし、コラーゲンの生産を促すことで肌のハリ・ツヤのアップ効果も期待できるので、徐々に若々しい印象の肌になっていくでしょう。このため、角栓にお悩みの方にぴったりの施術です。

また、マッサージピールで使用する特殊な薬剤にはコウジ酸が配合されているため、肌のくすみにお悩みの方にもおすすめです。肌のくすみをケアし、白い肌へと導いてくれるので、毛穴が目立ちにくい理想的な色白肌になれるでしょう。