日ごろ、しっかりとスキンケアをしているのに、小鼻の毛穴がつまってしまうという方は多いでしょう。実は、毛穴のつまりには白い塊や黒ずみなど、さまざまな種類があり、それぞれに必要なケア方法が異なります。

そこで今回は、小鼻の毛穴のつまりにお悩みの方に必見です！毛穴のつまりを解消する方法を詳しくご紹介します！

毛穴のつまりの原因や毛穴がつまりやすい肌質について始め、おすすめのホームケアやスペシャルケアについてもお伝えしますので、ぜひ参考にして美肌を手に入れてください！

鼻の毛穴のボコボコ、詰まっている白色と黒色の塊の正体はズバリ角栓！

毛穴から出る白いニュルッとした塊や小鼻の黒ずみなど、毛穴の詰まりに関連するトラブルは、個人によって異なることがありますね。毛穴のつまりの主な原因は、ズバリ「角栓」です。角栓とは、皮脂やメイク、ハウスダストなどの汚れと古い角質が混ざり合ってできる毛穴の詰まりのことです。

実は、この角栓には大きく分けて3つのタイプが存在します。そこで、以下ではそれぞれの角栓の特徴や違いについて詳しく解説します。自分の角栓がどのタイプかをチェックしてみてくださいね！

小鼻の角栓その1 白いタイプ

白い角栓は、毛穴から飛び出す白い塊のことを指します。この白い塊は、皮脂汚れと古い角質が結合してできるものです。そのため、皮脂分泌が多い小鼻やTゾーン周辺でよく見られる角栓のタイプです。

白い角栓が生じる原因は、乾燥と汚れの洗い残しです。肌が乾燥すると、保護のために過剰な皮脂が分泌され、それが毛穴にたまってしまい詰まりの原因となります。

また、皮脂の汚れやメイクの完全な落としきれない部分も注意が必要です。ベースメイクやポイントメイクなどの汚れが十分に除去されないと、古い角質と混ざり合い角栓が形成されます。

白い角栓を防ぐためには、適切な保湿ケアと正しいクレンジング、洗顔が必要です。しっかりと保湿を行い、適切な方法でクレンジングや洗顔を行いましょう。

小鼻の角栓その2 黒いタイプ

黒い角栓は、先述した白い角栓が時間とともに酸化してしまったものであり、別名「いちご鼻」とも呼ばれています。このタイプの角栓は、小鼻周辺の皮脂腺が多い箇所によく見られ、黒くブツブツとして肌表面がざらついています。

黒い角栓は放置すると徐々に肥大化し、毛穴を拡大させてしまうため、早めに対処することが重要です。ただし、黒い角栓は白い角栓と比べて取り除くのが難しいため、長期間にわたって自己ケアを継続する必要があります。

小鼻の角栓その3 微細コメドタイプ

微細コメドとは、非常に小さな角栓のことを指します。直径が1mm以下で、肌表面には目に見える形で現れていないため、視覚的には角栓として認識することが難しい特徴があります。

微細コメドは成長すると白い角栓に変化するため、「角栓の赤ちゃん」と表現することもできます。微細コメドを予防するためには、日々の適切な保湿ケアや正しいクレンジング、洗顔でしっかりと汚れを取り除くことが重要です。

鼻の毛穴が詰まりやすい肌質

毛穴のつまりの原因が角質であることが分かりましたが、実は毛穴が詰まりやすい方には特徴があるのです。毛穴つまりしやすい3つの肌タイプをご紹介します。

オイリー肌

オイリー肌は、皮脂の分泌量が多い肌質であり、毛穴が詰まりやすい特徴があります。余分な皮脂が肌表面に蓄積されることで、古い角質と結びつき、角栓の原因となることがあります。

1.オイリー肌の原因は個人の体質によるものが多いですが、以下のような要因も考えられます。これらの改善によって状態を改善することができるかもしれませんので、関心がある方は日常の習慣を見直してみてください。

2.栄養バランスの取れていない食事: 高脂肪や糖分の摂り過ぎ、栄養不足など、食生活の偏りが肌の脂分分泌に影響を与える場合があります。バランスの取れた食事を心掛けましょう。

3.ホルモンバランスの乱れ: ホルモンのバランスが乱れることで、皮脂分泌が増加することがあります。ストレス、月経周期、ホルモン治療などが影響を与える場合があります。適切なストレス管理や医師の指導を受けることが重要です。

間違ったスキンケア方法: 適切なスキンケアルーティンを確立することが重要です。洗顔や保湿の方法や使用する製品の選択に注意しましょう。過度な洗顔や刺激の強い製品の使用は、皮脂の過剰な分泌を引き起こすことがあります。

乾燥肌

常に乾燥している肌は、余分な皮脂分泌が起こるため、角栓ができやすい肌質です。また、乾燥によって角質が硬化し、毛穴の収縮と伸展が適切に行われなくなります。

これにより、肌のターンオーバーが妨げられ、毛穴が詰まりやすい状態になってしまいます。乾燥肌の場合、角栓の形成を防ぐために適切な保湿が重要です。

古い角質や汚れが取り切れていない肌

肌に古い角質やメイク、埃などの汚れが残ったままであると、正常なターンオーバーが妨げられ、角栓が形成されやすくなります。また、適切なケアを行っていても、年齢によるターンオーバーの乱れが起こることもあります。

このような場合は、ターンオーバーを正常な状態に戻すための特別なケアが必要です。エイジングケア用のスキンケア製品を使用することや、美容クリニックでの施術を受けるなど、古い角質や毛穴の中の汚れを除去する手段を取ることが重要です。

ニキビの原因は毛穴のつまりだった？毛穴詰まりがもたらす影響とは？

毛穴のつまりが放置され続けると、肌にさまざまな悪影響が生じる可能性があります。以下では、毛穴のつまりが引き起こす様々なトラブルについて詳しく解説していきます。

ニキビ

ニキビは、皮脂が毛穴に詰まることで形成されます。一般的に、皮脂の過剰分泌がニキビの原因とされがちですが、実際には毛穴のつまりがニキビ形成の初期段階となることが言われています。皮脂で詰まった角栓にアクネ菌などが侵入することで、ニキビが発生するのです。

そのため、毛穴のつまりを除去したり予防することは、ニキビの発生を防ぐために重要なケアとなります。適切な洗顔方法やスキンケアを日常的に丁寧に行うことが大切です。

黒ずみ

毛穴のつまりを放置すると、皮脂や汚れが酸化して黒ずみに変わってしまいます。角栓が黒ずみに変化すると硬くなり、自分で解決するのが非常に困難になります。

黒ずみには角栓の黒ずみだけでなく、毛穴シミのタイプも存在します。紫外線の影響や皮膚への刺激によって、メラニンが蓄積され、シミが形成されてしまうのです。

このようなタイプの黒ずみも、自己ケアだけでは難しい場合があります。美容クリニックなどで根本的な解決策を見つける必要があるかもしれません。

毛穴開き

毛穴のつまりを放置すると、角栓が徐々に成長し、毛穴自体も大きくなってしまいます。その結果、毛穴が慢性的に開いた状態となります。このように開いた状態の毛穴は一般的に「開き毛穴」と呼ばれ、俗には「みかん肌」とも表現されます。

開き毛穴を改善するためには、毛穴を引き締める効果のあるスキンケア製品を使用することが重要です。また、保湿をしっかり行うことで肌にハリを与え、毛穴が目立ちにくくなる効果も期待できます。

ターンオーバーの乱れ

肌は定期的に新しい細胞へと生まれ変わるターンオーバーの仕組みを持っています。しかし、毛穴が汚れで詰まったままでいると、肌のターンオーバーが乱れる可能性があります。

ターンオーバーが乱れると、肌のバリア機能が低下し、肌が非常に敏感になります。また、肌の水分保持能力も低下するため、乾燥の原因となります。この状態では、シミ、たるみ、小じわなどが目立ちやすくなるため、注意が必要です。

毛穴の白い塊と黒い塊の間違った取り方とは？

洗顔をしていると白い角栓が飛び出してきたり、黒い角栓が目立つことがありますよね。毛穴の角栓について気になる人も多いですが、その対処方法で間違ったケアをしてしまう人も多いようです。

以下では、実は多くの人が行ってしまっているNGな角栓ケア方法をご紹介します。これらの方法は避けるべきです。

ピンセットや毛抜きなどを使って角栓を取り除く

毛抜きやピンセットで角栓を取り除くことは、絶対に避けるべきNGな行為です。無理に角栓を取り除くことで、周囲の皮膚に大きなダメージを与えてしまう可能性があります。さらに、雑菌が入り込んで炎症を引き起こし、腫れやニキビの原因になることもあります。

また、角栓を取り除くことで肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が十分に剥がれ落ちずに肌表面に残ってしまう恐れがあります。その結果、角質が硬くなり、肌の質感が荒れたりざらつきが生じる可能性もあります。

過剰な洗顔をする

毛穴の汚れを除去しようとして、過剰な回数で洗顔することや、ゴシゴシと摩擦して洗顔することはNGなケア方法です。適切な洗顔の回数は朝晩の2回です。これ以上の頻度で洗顔を行うと、必要な皮脂まで洗い落としてしまい、肌のバリア機能が大きく低下してしまいます。

また、ゴシゴシと摩擦する洗顔方法は肌に大きな刺激を与え、肌のターンオーバーを乱してしまいます。スキンケアの基本は、摩擦を最小限に抑えて優しくケアすることです。この鉄則を守り、適度な力加減で優しく洗顔するように心がけましょう。

剥がすタイプの毛穴パックを使う

数年前に大ブームとなった剥がすタイプの毛穴シートパックも、肌に大きなダメージを与えるNGな方法です。これらのシートパックは、シートを剥がして毛穴の中の汚れを除去することで広範囲の角栓を取り除くというスキンケア方法として人気を集めましたが、実際には肌に大きな刺激を与えてしまいます。

シートを剥がす際に必要な角質までも一緒に剥がしてしまうため、肌のバリア機能が大きく低下し、乾燥肌や敏感肌の原因になってしまうのです。

鼻の毛穴詰まりを解消するためのセルフケア方法をご紹介いたします！

小鼻の毛穴詰まりにお悩みの方におすすめのセルフケア方法をご紹介いたします！ただし、これらの方法は即効性は期待できませんので、長期的なケアが必要が必要だということを理解しておきましょう。

毛穴詰まりにおすすめのケア方法｜酵素洗顔

酵素洗顔は毛穴つまりにお悩みの方におすすめのアイテムです。酵素成分が毛穴に詰まった皮脂や角質を溶かし落とすため、効果的です。

酵素洗顔を使用する際には、頻度と使用量に注意が必要です。洗浄力が高いため、毎日使い続けると肌に負担をかける可能性があります。また、使用する際には指定された量を守ることが重要です。正しい使い方を説明書で確認し、適切に使用しましょう。

毛穴詰まりにおすすめのケア方法｜しっかり保湿

乾燥は角質の生成を促す原因の一つですので、しっかりと保湿することが非常に重要です。

保湿のために最初に注意すべきことは、洗顔後すぐに化粧水を肌に浸透させることです。お風呂から出た直後は肌の水分が蒸発しやすいので、化粧水を素早く使用する準備をしておくと良いでしょう。

さらに、化粧水だけでスキンケアを終わらせている方は要注意です！化粧水だけを使用しても、水分は蒸発してしまいます。ですので、重要なのは乳液やクリームを使って肌に油分のバリアを形成することです。水分と油分のバランスを考えたスキンケアを心がけましょう。

毛穴詰まりにおすすめのケア方法｜体の内側から毛穴ケア

毛穴のつまりは、日常の生活習慣の乱れも大きな影響を与えます。睡眠不足や過度なダイエット、喫煙や飲酒などが原因となり、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

規則正しい生活リズムを保つことや適度な運動を行うことは、基礎代謝を上げ、肌のターンオーバーを正常化するのに役立ちます。また、バランスの取れた食事でビタミンやミネラル、タンパク質を摂取することも重要です。内側からのケアを意識しましょう。

頬の毛穴詰まりにも有効なケア方法があります。

頬に目立つ毛穴は、一般的に「たるみ毛穴」と呼ばれます。これらの毛穴は、肌のたるみや弾力の低下によって形成されます。以下に、頬の毛穴が目立つ原因をいくつかご紹介します。

頬の毛穴はたるみ毛穴！

頬の毛穴は、「たるみ毛穴」として知られ、多くの30〜40代の方がこの毛穴トラブルに悩んでいます。一方、10代・20代の方が悩む「ひらき毛穴」は大きくて丸い形をしているのに対し、たるみ毛穴は頬の鼻の横の部分に主に現れ、しずくのような形をしています。

頬のたるみ毛穴の原因は「加齢」

頬のたるみ毛穴の主な原因は、「加齢」にあります。加齢によって、肌の中で重要な役割を果たしているコラーゲンやエラスチンの量が減少します。これにより、肌のハリや弾力が失われていきます。ハリがなくなると、それまでしっかりと支えていた皮膚がたるみ始め、毛穴も下方向に引っ張られてしずく型の形状を呈するようになります。

たるみ毛穴には乳液パックがおすすめ

頬のたるみ毛穴を改善したい方におすすめの方法は、乳液パックです。コットンパックを行うことで、以下のような効果が期待できます。

【コットンパックのメリット】
・潤いを与える
・肌のキメを整える
・肌を柔らかくする
コットンパックのやり方はとても簡単です。美容成分や保湿成分を含んだ乳液をたっぷりとコットンに染み込ませ、たるみ毛穴が気になる頬の部分にパックします。

約5分ほどパックをした後、時間が経ったらコットンをゆっくり剥がしましょう。残った乳液は手で軽くプレスして肌に浸透させれば、お手入れ完了です！

美容皮膚科で行われるピーリング施術は、毛穴詰まりを溶かす！その理由を解説！

毛穴のつまりを根本から改善したい方におすすめなのは、美容クリニックで提供されている「ピーリング施術」です。ピーリングは特別な薬剤を肌に塗ることで、古い角質や皮脂汚れを浮かせて取り除く角質ケアの方法です。

ホームケアやエステでもピーリングは行えますが、美容皮膚科で行われるピーリングは薬剤の濃度が非常に高く、より迅速に効果を感じることができる施術として人気を集めています。

ここからは、なぜピーリングが他の角質ケア方法に比べておすすめなのかについて詳しく解説していきます。（なお、ピーリングにはいくつかの種類がありますが、今回はケミカルピーリングに焦点を当ててご紹介します）

様々な肌トラブルに有効な施術

ピーリングは、肌の古い角質を取り除くことによって、肌のターンオーバーを正常化する効果が期待できます。これにより、毛穴の奥に詰まった汚れにも効果的にアプローチすることができます。

さらに、ピーリングは肌のキメを整えたり、肌のトーンをアップさせたりする効果もあります。また、肌のごわつきやニキビなどの肌トラブルにも有効です。施術を1回受けただけでも、効果を実感しやすいと言われています。

ダウンタイムのない施術

美容皮膚科の中には、顔の腫れや痛みなどを伴う、いわゆるダウンタイムが必要な施術もあります。特にお仕事をされている方にとっては、長期の休みが必要になることもあるでしょう。

しかし、ピーリングは多くの方がダウンタイムなく受けられる施術として知られています。

一部の方は施術中にちくっとした痛みを感じたり、施術後に一時的な赤みを感じることもありますが、ほとんどの方は施術当日中に症状が落ち着きます。

さらに、ピーリングの1回あたりの料金は5,000円〜1万円程度と比較的リーズナブルです。これにより、美容皮膚科初心者の方でも安心して気軽に試すことができるのもうれしいポイントです。ぜひおすすめの施術です！

プラズマ＋超音波導入を併用して更なる効果を実感！

ピーリングの施術と他の施術を併用することで、より美肌効果を高めることができます。その中でも、筆者がおすすめするのは「プラズマ＋超音波導入」です。

プラズマ＋超音波導入は、その名の通り、プラズマで皮膚の結合を緩めて、超音波の力を使って美容成分を真皮近くまで浸透させる施術の一つです。ピーリングを施してから化粧水や美容成分を浸透させるための準備が整った状態でプラズマ＋超音波導入を行うことで、通常よりも効果を高めることができます。肌により多くの栄養成分や保湿成分を届けることで、より健康的で輝く美肌を実現することができるのです。

まとめ

小鼻周りの毛穴のつまりにお悩みの方へ、つまりを解消する方法をご紹介しました！

これらのホームケア方法は自宅で手軽に行えるものばかりですので、毎日のスキンケアに取り入れることをおすすめします。

しかし、もし根本的に毛穴トラブルを解決したいと考えている方は、美容皮膚科の施術も検討してはいかがでしょうか。自宅ケアでは解消しきれない場合や効果を早く実感したい場合には、専門の施術を受けることでより効果的な解決策が見つかるかもしれません。少し費用がかかるかもしれませんが、自信を取り戻し、理想の肌状態に近づくためには一考の価値がありますので、是非検討してみてください！

HADA LOUNGEクリニックのピーリングケアをご紹介！

美容皮膚科に興味はあるものの、多くの方が疑問や心配を抱えていることでしょう。

どのクリニックを選べば良いのか迷う…
美容皮膚科への訪問がハードルが高く感じる…
費用の面で心配がある…

そんなお悩みをお持ちの女性におすすめしたいのが、美容クリニック「HADA LOUNGEクリニック」です。

もちろん、自費診療になりますのでホームケアと比較すると費用がかかります。しかしながら、肌トラブルの原因を根本的に解決することができるため、しっかりと結果を出すことができるのです。お悩みを最短最速で解決したいとお考えの方にも特におすすめです。